メニュー撮影の裏ばなし

2019年03月09日

PRヤマグチ 

花粉がちょっと辛いけど、最近雨も多いけど、、、暖かい日差しが嬉しい気候になってきましたね。

「レストラン1899お茶の水」のメニューも春仕様になり、お店のメニューブックもリニューアルしたのですが、

このメニューブックってどうやって製作しているか知っていますか?

いちから業者頼みかと思いきや、実はそうではなく、そこには表向きには出せない製作秘話があるのです。。。

今日はそんなメニューブック製作の「撮影」の裏ばなしをこっそりご紹介したいと思います。


1899では、掲載しているメニューの考案はもちろんですが、料理の撮影や、メニューブックのデザインや印刷、製本も、1899に関わる社内のメンバーで行っています。

わたしはその中の撮影部分を主に担当しているのですが、一人で行っているのではなく、いつもチーム体制で臨みます。

プロカメラマンは社内にいないので、スタッフ同士で持てる力を合わせて、料理の美味しさが伝わる一枚を目指しているんです。

今回は、1899の料理長、レストランの事業部長、管理栄養士資格所有の女性社員、女性デザイナー、そしてカメラのシャッターを切るわたくしヤマグチ、という社の中では割と豪華なメンバー(私以外)で挑みました。

撮影スタジオなんて素敵なものはありませんので、撮影は、社内の会議室で。

ライティングは難易度が高いので、天井の蛍光灯を消して、いさぎよく自然光で撮影します。


今回のメニューブック製作のために、新たに撮影したのは約10品。

どの料理の撮影も真剣ですが、特に時間をかけるのは、やっぱり"写真映え命"のスイーツ類です。

カフェタイムの名物、「1899アフタヌーンティープレート」は、OZmallの年間口コミランキングTOP20に入ったこともあり、一段と力が入ります。


料理長が作り上げたスイーツの季節感を引き立てられるように、カメラの向き・角度や、写真の背景の色や、小物類も厳選します。

背景色は、白や黄色や緑などいろいろ試した結果、抹茶の緑を引き立てる、春らしいピンク色の背景紙に決定。

ピンク色に、うっすらと白い玉柄が入った、とってもかわいい紙です。

残念ながら今回の写真では、玉柄はほぼ見えないのですが、、、(笑)いつか何かの機会にしっかりお見せしたい!


小物は、あれこれ試した結果、コデマリのお花を採用。置く位置にも大分悩まされました。

写っているのは端っこのほんの少しなのですが、有るのと無いのとでは雰囲気が違うんです。


もちろん、料理そのものの微調整にも真剣です。

何かが違う、、、となったときは、とことんやり直します。


しかし、アイスは溶けるし、パンは乾燥するので、最後の最後は時間との闘いです。

2月の撮影でしたが、状態をできるだけ保つため、エアコンの暖房は切ります。

寒い中震えながら、カメラを通して見たときのバランスはどうか、ちゃんと美味しそうに見えるか、5人の目で最終チェックをして、

シャッターボタンを押して、、、撮れたのがこちら。

そして、メニューブックとして完成したのがこちらです。 

いかがでしょうか。

個人的には、このメニューブックを最初に目にする瞬間が、「あ、報われた」と感じられる嬉しい瞬間です(笑)

チームで臨むメニュー撮影は、やりがいがあってとっても楽しいのですが、同時になかなか大変な作業でもあります。

10品と、コース料理1種の撮影で、今回かかった時間は6時間。

わたしのカメラ技術はまだまだ伸び代いっぱいですが、所要時間だけはプロ並み(?)です(笑)

撮影後は大体へとへとですが、いい写真が撮れたときや、それをチームで共有できたときの喜びはひとしおです。


会社やお店によって、撮影の仕方はそれぞれだと思います。

もっとスマートに撮影されているお店も多くあるかと思いますが、1899では、こんな感じで日々情熱を傾けております。

機会があれば、色々なお店のメニューブックをちょっと視点を変えて眺めてみるのも面白いかもしれません。


PS.

最近、携帯電話をiPhone6からiPhoneXSに変えたのですが、写真のキレイさの進化に驚きです!

当面の目標は、ポートレート機能を使いこなせるようになることです。