先日のパーティで思ったこと 

2018年11月03日

KONcierge

先日、1899で私たちがとても大切にしているお客様からご予約いただいた

貸切の宴会がありました。

この宴会が海外のお客様が多い宴会ということで、

現在僕はホテル勤務ですが英語要員としてヘルプに行かせてもらいました。

いやはやレストランというのは大変な仕事ですね(汗

約1年ぶりにレストランでの勤務をしましたが、

そのあとホテルでの勤務がかなり辛かったです。(笑)

もちろんレストランでの接客もホテルでのそれとは

違う楽しみがあって、ヘルプ自体はとても楽しかったのですが。

で、その宴会なんですが、主催者の方々がお客様(海外ゲスト)を

接待するような形の宴会だったので、

1899側でお茶の簡単な説明と淹れ方のデモンストレーションを

元々ご依頼されていました。

そのデモンストレーションをしている横で海外ゲストに説明をするのが

今回の僕のメインタスクだったわけですが...

前日のうちに少し予習をしておこうと思って、

改めてお茶の勉強を少ししたんですが、

これがまぁ面白いわけです。

今回ご説明したのは、3大日本茶といわれる

緑茶

ほうじ茶

紅茶

それぞれの作られ方と、抽出する温度による味と成分の変化でした。

まずお茶というのは「カメリアシネンシス」という植物の

葉っぱから作られます。

緑茶からウーロン茶まで、全てのお茶が

この植物から作られているんです。

(とうもろこし茶とかはまた別です)

これらのお茶の種類の違いというのは、基本的には

「いつ発酵を止めたか」とその後「どのように加工したか」で決まります。

例えば緑茶は「不発酵茶」と言われ、葉っぱを摘んでからすぐに蒸したり炒ったりして

発酵を止めます。

蒸して発酵を止めたあとに揉むことで作られたのが煎茶ですし、

茶臼で粉末にしたものが抹茶、

強火で炒ったのがほうじ茶となります。

反対に紅茶は「全発酵茶」と呼ばれ、葉っぱを摘んだ後にある程度乾燥さえて揉み込み、

高温多湿の発酵室などに入れて完全に発酵させてから再度乾燥させることで

作られています。

ちなみにお茶の中で全世界で最も消費されているのはこの紅茶です。

そして抽出する温度による味と成分の違いについてですが、

これはほとんどが緑茶(煎茶)についての話です。

まず一番皆さんになじみが深いであろう、

熱湯で抽出する場合です。

100度近いお湯で抽出すると、渋み成分であるカテキンが溶け出しやすいので、

疲れている時やお茶の香りを楽しみたいときは

熱湯で抽出時間を短く淹れるのがオススメと言われています。

次に70度~80度で淹れた場合は、渋みを抑えつつ

旨み成分を引き出すことができるため、

お茶の味わい、旨みを楽しみたいときは

これくらいの温度での抽出がオススメです。

最後に50度くらいの温度で抽出する場合ですが、

これは緑茶の中でも玉露茶に適した抽出方法です。

旨み成分であるアミノ酸は50度以上の低温で溶け出しやすいと

言われているので、旨みを出したい時はこれくらいの温度で

じっくりと抽出するのがオススメです。

少し科学的な話になってしまいましたが、

日本茶に関するこういう情報って面白くないですか?

日本人である私たち自身からしても、意外と知らない事実だったりも

します。

これらの説明を貸切パーティで海外ゲストに軽く説明したところ、

かなり興味を持ってくれました。

やはり海外の方からしてもお茶というのは馴染みのあるもので、

興味は湧きやすいんだなあと思いました。

これからますます海外の方の来日が増えていく中、

日本茶に関する知識を深めていくのも、

自身のプライベートの充実と併せてオススメです。

1899に来てくれればこれらの説明は専門家の

日本茶アドバイザーから聞くことができるので、

是非一度足を運んでみてくださいね。

KONcierge

P.S.

僕は実は日本茶アドバイザーの資格は持っていません。(笑)

ラボスタッフのヒカルさんは今資格取得に向けて勉強中です。

資格が取れたらいろんなお茶にまつわるストーリー記事が

出ると思うので、楽しみにしていてくださいね。